考え方を変えるより大切なこと
- 大橋しん

- 17 分前
- 読了時間: 3分

― 思考のクセが体を作るとき、ゆるめるレッスンができること ―
「考え方を変えましょう」
体の不調について、よく聞く言葉です。ストレスを減らす、ポジティブに考える、気にしすぎない。
確かに、それは大切なことです。
しかし実際には、考え方を変えることはとても難しいものです。なぜなら、私たちの思考は体と深く結びついているからです。
そして多くの場合、思考のクセは体のクセとして現れています。
思考のクセは体の反応として現れる
たとえば、
慎重な人は肩が上がりやすい
頑張りすぎる人は腰や背中を固めやすい
心配性の人は呼吸が浅くなりやすい
このような体の反応は、本人が意識しているわけではありません。
考えた瞬間に、自動的に体が反応してしまうのです。
そしてこの反応が、長年くり返されることで
慢性的な肩こり
腰痛
首のこり
頭痛
といった症状として現れることがあります。
つまり痛みの原因は、**筋肉の弱さではなく「反応のクセ」**であることも少なくありません。
問題は「考え方」ではなく「自動反応」
ここで重要なのは、問題は必ずしも「考え方」そのものではないということです。
問題はその考えに対して、体が毎回同じ反応をしてしまうことです。
たとえば
「頑張らないと」
と思った瞬間に
首が縮む
肩が上がる
背中が固まる
という反応が起きる。
この反応が積み重なると、体は常に緊張した状態になってしまいます。
イラストが掲載されている著書はリニューアルされて『となえるだけで姿勢がととのう魔法のフレーズ』として主婦と生活社から発売されています。
体が緊張していると選択肢がなくなる
もうひとつ大切なことがあります。
それは体が緊張していると、行動の選択肢がなくなるということです。
緊張している体は、
固まる
力む
早く動く
という反応しかできません。
つまりいつも同じ反応しかできない状態になります。
そしてその結果、
同じ姿勢
同じ体の使い方
同じ痛み
がくり返されてしまいます。
ゆるめるレッスンがしていること
ゆるめるレッスンで行っていることは、「考え方を変えること」ではありません。
また、筋肉を鍛えることでもありません。
行っているのは体の反応に「別の選択肢」をつくることです。
たとえば「頑張ろう」と思ったときに
肩を上げる反応だけでなく
体を広げる反応もできる
そうすると同じ思考でも体の反応を選べるようになります。
そのためには「ゆるんだ体」が必要
しかしこの選択は、体が緊張したままではできません。
緊張している体は反射的に同じ反応をしてしまうからです。
だからこそ最初に必要なのは体をゆるめることです。
ゆるんだ体になると、
呼吸が深くなる
動きが広がる
反応がゆっくりになる
すると初めて「いつもと違う反応」を選べるようになります。
体が変わると、考え方も変わる
不思議なことに、体の反応が変わると考え方も自然に変わり始めます。
無理にポジティブに考えなくても
呼吸が楽になる
動きが軽くなる
痛みが減る
その体験が「大丈夫かもしれない」という感覚を生むからです。
体を変えることは、人生の反応を変えること
腰痛や肩こりは、単なる筋肉の問題ではないことがあります。
それは長年の思考と体の反応の積み重ねかもしれません。
もしそうだとしたら、必要なのは「我慢」ではなく反応の選択肢を増やすことです。
ゆるめるレッスンは、そのための体の学習です。
体が変わると、同じ状況でも違う行動が取れるようになります。
そしてそれは、体だけでなく人生の反応そのものを変えていく可能性を持っています。
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