力みの正体は「重さの扱い方」|太極拳で体が楽になる理由
- 大橋しん

- 2 日前
- 読了時間: 3分

「力を抜きたいのに抜けない」
「姿勢を意識しても疲れる」
このような悩みはとても多いです。
多くの人は「筋力」や「姿勢の形」に原因があると考えますが、実はもっと根本的な問題があります。
それは**「体の重さの扱い方」**です。
■人は常に“重さ”を扱っている
私たちは日常の中で、常にバランスを取っています。
立つ
歩く
振り向く
手を伸ばす
これらすべての動きは、「倒れないように体の重さを調整すること」で成り立っています。
つまりバランスとは、体の重さをどう支え、どう移動させるかという問題です。
■力みは「止めるクセ」から生まれる
体には頭・腕・胴体など、それぞれ重さがあります。
動くたびにその重さは移動しますが、多くの人は無意識にそれを「止めよう」とします。
例えば、
・頭の重さを首だけで支える
・上半身の重さを肩で止める
・体重移動を怖がって足を固める
こうしたクセがあると、本来いらない筋力を使い続けることになります。
その結果、
・慢性的なコリ
・疲れやすさ
・動きにくさ
が生まれていきます。
■太極拳が体にやさしい理由
太極拳が他の運動と大きく違うのは、「力ではなく重さを使う」ことです。
・押すのではなく、乗る
・振り回すのではなく、運ばれる
・固めるのではなく、流す
ゆっくり動くことで、
「どこで重さを止めているか」
「どこで余計な力が入っているか」
に気づくことができます。
そして、重さを止めずに流すことで、自然に力みが減っていきます。
■「力を抜く」は結果でしかない
多くの人が勘違いしているのは、
「力を抜こう」
としていることです。
しかし実際には、力は“抜くもの”ではなく**“不要になれば勝手に抜けるもの”**です。
重さの扱い方が変わると、
・支えなくてよくなる
・止めなくてよくなる
その結果として、自然に脱力が起こります。
■バランスとは固定ではない
バランスというと、
「安定させること」
「動かないこと」
と思われがちですが、実際は逆です。
バランスとは重さがスムーズに移動できている状態です。
固定しようとするほど、体は硬く、不自由になります。
■体の不調は「クセ」から変えられる
・疲れやすい
・姿勢を意識しても楽にならない
・力が抜けない
これらは性格や年齢ではなく、重さの扱い方のクセであることが多いです。
そしてこのクセは、
然るべき方向で体験すれば誰でも変えていくことができます。
■まとめ
体を楽にしたいなら、
筋力でも、気合いでもなく重さの扱い方を見直すことです。
太極拳はその感覚を学ぶための、とても優れた方法です。
理学療法士から太極拳を習う場所はそうそうありません。
大橋しんの定時講座は現在関西と関東にあります。
下記の中でお近くにお住まいでしたら、ぜひ体験にお越し下さい。
関西
神戸本山(元校):https://www.ohashin.com/exercise
関東
*青山は推手がメインコンテンツです

コメント