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「噛み合わせ」だけでは足りない?食いしばりと自律神経がつくる頭痛と眼精疲労

  • 執筆者の写真: 大橋しん
    大橋しん
  • 20 時間前
  • 読了時間: 4分


「噛み合わせを治したいんです」


体の相談を受けていると、この言葉をよく聞きます。そして、その方の多くが同時にこうした悩みも持っています。


・頭が重い

・目が疲れやすい

・首や肩がいつも張っている

・寝ても疲れが取れない


これらは別々の問題に見えますが、実は同じ原因で起きていることが多いです。

そのカギになるのが、「食いしばり」と「自律神経」です。



食いしばりは「クセ」で起きています


歯を強くかみしめることを「食いしばり」といいます。多くの人は「ストレスがあると食いしばる」と思っています。


もちろんそれも正しいです。でも実際には、もっと無意識に起きています。


例えば、


・パソコンを見ているとき

・スマホを操作しているとき

・集中しているとき

・姿勢を保とうとしているとき


このようなときに、人は知らないうちに歯を合わせています。


つまり食いしばりは、「心の問題」だけではなく、「体の使い方のクセ」でもあるのです。



噛み続けると、首と頭が緊張します


歯をかみしめると、あごの筋肉が働きます。そして、この筋肉は首や頭の筋肉とつながっています。


そのため、食いしばりが続くと、


・首が固くなる

・頭の筋肉が緊張する

・血流が悪くなる


こうした変化が起こります。


この状態が続くと、頭痛や重だるさが起きやすくなります。



目の疲れとも深く関係しています


あごの筋肉と、目を動かす筋肉は、神経のつながりがあります。

食いしばりが続くと、目の周りも力が入りやすくなります。


すると、


・ピントが合わせにくくなる

・まぶたが重くなる

・目の奥が痛くなる


こうした「眼精疲労」が起こりやすくなります。

パソコンやスマホだけが原因ではないことも多いのです。



ここで関係してくるのが「自律神経」です


自律神経は、体を元気に動かす神経です。


・活動するときに働く神経

・休むときに働く神経


この2つがバランスを取りながら体を守っています。


ところが、食いしばりが続くと体は「ずっと緊張している状態」になります。すると、自律神経は休むことが苦手になります。


その結果、


・眠りが浅くなる

・疲れが取れにくくなる

・頭痛が続く

・目の回復が遅くなる


こうした悪循環が生まれます。



噛み合わせだけ整えても改善しない理由


噛み合わせを整えることはとても大切です。しかし、それだけでは十分でない場合があります。


なぜなら、食いしばりは「歯の問題」だけではなく、


・姿勢

・体のバランス

・無意識の力の入り方


こうした体全体の使い方と関係しているからです。


体がバランスを取ろうとして、あごに力を入れていることも少なくありません。



体の使い方が変わると、食いしばりは減ります


体が楽に立てるようになると、人は自然と力を抜けるようになります。


実際にレッスンや施術では、


・寝転んで体の緊張を減らす

・座る、立つ、歩く動きを見直す


こうしたことを行います。


すると、多くの方が


「気づいたら歯を合わせなくなっていました」


と話されます。これは我慢しているのではなく、体が楽になった結果です。



頭痛や目の疲れは、体からのサインかもしれません


頭痛や眼精疲労は、薬や目薬で楽になることもあります。それはとても大切な対処です。


しかし、もし


・何度も繰り返す

・原因がはっきりしない

・首や肩のこりが一緒にある


こうした場合は、体の使い方を見直すことで変化が出ることがあります。



まとめ


食いしばりは、ただのクセではありません。体がバランスを取ろうとして起きていることがあります。


そしてそれは、


・噛み合わせ

・自律神経

・頭痛

・眼精疲労


これらすべてと関係しています。


体を部分ではなく、全体として見直すことが、楽に生活するヒントになるかもしれません。



体験ではこんなことを行っています


当レッスンでは、噛み合わせに関係する体全体の使い方を確認します。


まず約20分ほど、現在の症状や困っていることをゆっくり伺います。


その後、寝た状態で体の緊張を減らす体験を行います。


さらに、座る・立つ・歩く動きを一緒に確認します。


多くの方が、


「力を抜こうとしていたのに、抜き方が分からなかった」


と話されます。


体の使い方が変わると、無理に頑張らなくても楽に動けることがあります。


もし、


・頭痛や目の疲れをくり返している

・噛みしめている自覚がある

・首や肩のこりが続いている


このようなお悩みがあれば、一度体験してみてください。


体の変化を、ご自身で確かめていただけます。




噛み合わせに関連した記事はこちらです。



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