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突発性難聴のあとに体をゆるめると何が起こるのか

  • 執筆者の写真: 大橋しん
    大橋しん
  • 2 分前
  • 読了時間: 3分

― バランスの回復という視点 ―


前回のブログでは、突発性難聴は耳だけの問題ではなく、体のバランス機能と筋肉の緊張が関係している可能性について書きました。


耳の奥には、音を聞く機能だけでなく、体のバランスを取る前庭という重要な仕組みがあります。そしてこのバランスは、筋肉の感覚や姿勢の使い方と密接につながっています。


今回は、実際に体をゆるめていくと何が起こるのかについて書いてみたいと思います。



突発性難聴のあとに残る「なんとなくの不調」


突発性難聴は、早期に治療を受けることで回復する人も多い病気です。しかし、治療が終わったあとでも、こんな感覚が残る人がいます。


・頭が重い

・首や肩がずっと張っている

・バランスが少し不安定

・疲れると耳の違和感が戻る

・ストレスに弱くなった気がする


検査では大きな問題がなくても、体の感覚としては「完全に元通りではない」と感じる人が少なくありません。


私はこうした方をレッスンで何人も見てきました。


そして共通しているのは、体の緊張が強く残っていることです。



体は無意識に「守る姿勢」を作る


突発性難聴を経験すると、体は無意識に警戒状態になります。


例えば、

・頭を動かさないようにする

・首を固める

・バランスを崩さないように体を固める

・呼吸が浅くなる


こうした状態は、体を守るためには自然な反応です。


しかしこの状態が長く続くと、今度は体のバランスの取り方そのものが不自然になっていきます。


つまり、症状が落ち着いても、体はまだ「緊張したままの使い方」を続けているのです。



体をゆるめると起きる変化


ゆるめるレッスンでは、まず体を安全な状態で休ませます。


例えば

・寝た状態で体の重さを感じる

・首や背中の余計な力を抜く

・呼吸を楽にする


こうしたシンプルなことから始めます。


すると多くの人が気づくのが、今までどれだけ力を入れていたのかということです。


体がゆるみ始めると、次のような変化が起こることがあります。

・頭の重さが楽に支えられる

・首の可動域が自然に広がる

・呼吸が深くなる

・立ったときの安定感が増す


これは単にリラックスしているのではなく、体のバランスが再調整されている状態です。



バランスが変わると耳の負担も減る


耳の前庭機能は、体の姿勢や動きの情報と常にやり取りをしています。


そのため、体の使い方が不自然な状態だと、バランスの調整が難しくなります。


逆に言えば、

体が自然に立てるようになると、バランス機能の負担も減る可能性があります。


レッスンを受けた方の中には、

「頭が軽くなった」

「耳のことを気にする時間が減った」

「体の安心感が戻った」


そんな感想を言う人もいます。


もちろんこれは治療ではありません。しかし、体の緊張が変わることで、症状に振り回されにくくなることは確かにあります。



突発性難聴は「体を見直すきっかけ」になる


突発性難聴は突然起こるため、多くの人が驚きます。


しかし振り返ってみると、

・長いストレス

・強い疲労

・首や肩の慢性的な緊張


こうした状態が続いていた人も少なくありません。


耳の症状をきっかけに、自分の体の使い方や緊張に気づくことができれば、それは大きな意味があります。


体をゆるめることは、単に楽になるためだけではありません。


自分の体がどんな状態で働いているのかを知ることでもあります。


そしてそれは、同じストレスの積み重ねを繰り返さないための大切な手がかりになるのです。


もしよかったら、今限定数無料でオンライン面談をしています。


ただ大橋と話してみたい、というだけでも構いません。じっくりとお悩みをお聴きします。



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