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腰痛がなかなか変わらない人に共通する体の使われ方

  • 執筆者の写真: 大橋しん
    大橋しん
  • 1月20日
  • 読了時間: 4分

更新日:2 日前



※この記事は「体の使い方シリーズ」の一部です。


腰の痛みで病院や整体に通っているけれど、思ったほど変化を感じられない。そのようなご相談は、決して珍しくありません。


画像検査では大きな問題が見つからず、ストレッチや運動も続けている。それでも、日常生活の中で腰の違和感が戻ってくる。こうした状態には、体の「使われ方」が関係していることがあります。


腰そのものだけに目を向けるのではなく、体全体の動き方を少し広い視点で見てみましょう。


腰は「支える役割」を一手に引き受けやすい


腰は、上半身と下半身をつなぐ場所にあります。立つ、座る、歩く、物を持つといった動作の多くで、力の通り道になっています。


本来であれば、


  • 足で地面からの力を受け取る

  • 骨盤や背中が連動して動く

  • 呼吸によって体幹の安定が保たれる


といった分担が起こります。


ところが、動きの連動が小さくなると、腰が一人で支え続ける形になりやすく、負担が集まりやすくなります。


動きが「部分的」になっていないか


腰痛が長引いている方の多くに共通するのは、動きが部分的になっていることです。


例えば、


  • 立ち上がるときに腰だけで体を起こしている

  • 歩くときに骨盤や胸郭の動きが小さい

  • 物を持ち上げるときに脚の力が使われにくい


こうした使い方が続くと、腰の同じ場所に繰り返し負担がかかりやすくなります。


無意識の力みが動きを小さくしている


もうひとつ見逃されやすいのが、無意識の力みです。


  • お腹や背中に常に力が入っている

  • 肩や首が緊張しやすい

  • 呼吸が浅くなりやすい


このような状態では、関節や筋肉の動きが自然に広がりにくくなります。結果として、体全体で動く余地が減り、腰に負担が集まりやすくなります。



姿勢を「形」で整えようとしすぎない


腰痛対策として、「姿勢を意識する」ことが勧められることは多いと思います。


ただし、形だけを整えようとすると、


  • 体が固まりやすくなる

  • 呼吸が浅くなる

  • 動きの柔らかさが失われる


といった別の負担が生じることもあります。


大切なのは、止まった姿勢の形よりも、動いているときの体のつながりや、負担の分散のされ方です。


体の使われ方は少しずつ変えていける


長く続いている体の使い方は、すぐに大きく変わるものではありません。しかし、


  • どこに力が集まりやすいのか

  • どの動きが小さくなっているのか

  • 呼吸や緊張の状態はどうか


こうした点に気づくだけでも、体の反応は少しずつ変わっていきます。


腰の不調が続いている方へ


腰の違和感が長く続く場合、腰そのものだけでなく、体全体の使われ方を整理してみることがひとつの手がかりになります。


私は、理学療法士として、動き方・姿勢・体の連動の特徴を丁寧に見ながら、その人に合った整え方を一緒に考えています。


もし、今の状態を一度整理してみたいと感じましたら、お気軽にご相談ください。




体を「整える」よりも大切な視点があります


痛みや不調、疲れやすさの背景には、単なる筋力や姿勢の問題ではなく、体の使われ方そのもののクセが関係している場合があります。


私は、体を無理にコントロールするのではなく、動きの中で体の流れを取り戻していくことを大切にしています。




 ▶ 第2回:この記事







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