肩の痛みは「肩」だけの問題ではありません
- 大橋しん

- 1月29日
- 読了時間: 3分
更新日:2月2日

肩だけで動いているわけではない事を、なぜか忘れてしまう
肩が痛くて腕が上がらない、服を着るのがつらい、夜にうずく。
こうした相談はとても多いです。多くの人は「肩を使いすぎた」「年齢のせいだ」と考えます。しかし、実際には肩そのものだけが原因とは限りません。
肩は、腕・背中・胸・骨盤・足とつながって動いています。体全体のバランスがくずれると、肩がその負担を代わりに受けてしまいます。その結果、痛みや動かしにくさが出てきます。
たとえば、長い時間スマートフォンを見る姿勢では、頭が前に出て背中が丸くなります。
この姿勢が続くと、肩のまわりの筋肉はいつも引っぱられた状態になります。すると、少し腕を動かしただけでも痛みが出やすくなります。
また、歩くときに足や体幹をあまり使わず、上半身だけで動こうとする人も、肩に負担が集まりやすくなります。
本来は、地面を踏む力が体を通って腕へ伝わります。ところが、その流れが弱いと、肩と腕だけで無理に動かすことになります。
肩は背骨の周りにあるとすれば、どこから何をすべきか
大切なのは、「肩を治す」ことだけを目標にしないことです。
立ち方、座り方、歩き方、呼吸のしかたなど、体の使い方全体を見直すことが、結果として肩の回復につながります。
簡単にできる一つの工夫があります。立ったときに、足の裏で床を感じながら、頭を天井に向かってそっと伸ばす意識を持ってください。
肩を下げようと無理に力を入れる必要はありません。体が縦に楽に伸びるだけで、肩の力みは自然と減っていきます。
肩の痛みは、体からの「使い方を見直してほしい」というサインです。
痛い場所だけを見るのではなく、体全体の動きに目を向けていきましょう。それが、再発しにくい体づくりへの近道になります。
何をすればよいか、提案はあります
肩の痛みを根本から見直したい方には、体の使い方そのものを整える太極拳教室と、マンツーマンで行う個人レッスンをご用意しています。
太極拳教室では、ゆっくりとした動きの中で、足から体幹、腕へと力が自然につながる感覚を学びます。無理な運動は行わず、体に負担をかけにくい方法で、姿勢・呼吸・バランスを整えていきます。
個人レッスンでは、肩の状態や生活動作、仕事や趣味の体の使い方まで丁寧に確認し、一人ひとりに合わせた改善ポイントをお伝えします。
「なぜ痛みが出ているのか」「どう使えば楽になるのか」を、体感しながら理解していただけます。
肩の痛みをきっかけに、体をもっと楽に、長く使える状態へ整えていきませんか。ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせ下さい。
このブログでは、痛みや疲れを「体の使い方」という視点から解説しています。
体の使い方シリーズはこちら
▶ 第2回:腰痛がなかなか変わらない人に共通する体の使われ方
▶ 第3回:姿勢を意識しているのに楽にならないのはなぜか
▶ 第5回:整えようとするほど、体は不自由になっていく
▶ 第6回:この記事
▶ 第7回:都市部で増える「慢性的な疲労」の正体

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